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30代の女性です。
普段は、家でイラストなどの仕事をしています。
異性とのやりとりは、編集者さんとの電話でのやりとりのみで、ほとんど外に出ず、日常生活で異性と関わることがありませんでした。
「出会いがないなぁ」と思いながら、気付けば三十路に突入してしまっていました。
ある日、高校の担任の先生が亡くなった、という知らせが、メールで回ってきて、その時は多忙でご焼香に行けなかったのですが、落ち着いてから母校の支援をするOBが運営している後援会に、担任の先生の住所を訪ねるために連絡しました。
調べてくれた後援会からの返事は「先生のご住所は調べましたがわかりません。
一度、後援会事務局でじっくり探されますか」というものでした。
久しぶりに母校に入ってたいな、と、気分転換がてらに行ってみることにしました。
母校の後援会は、40年前に高校を卒業した一期生の方が代表をされていて、あとはその日事務作業をされていたのは、四十代の男性のみでした。
代表さんが「このような出会いも何かの縁だと思って、後援会を手伝ってくれませんか」とおっしゃいました。
私は、後援会のなんだか懐かしいような雰囲気に落ち着きを感じ、ぜひ週に一度くらい、足を運ばせてください、と話しました。
内心、四十代の男性の先輩が、少し気になったのもあります。
こっそり薬指をみてみると、指輪をつけておらず…。
一週間後再び訪れると、後援会の事務局にはその男性しかおらず、代表さんから「彼の助手をしてあげてください」とメールが…。
母校の片隅の小さな部屋で、異性の先輩と二人きりは、少し緊張しましたが、「これも何かのご縁、出会いだ」と、お手伝いしようとすると、先輩も「なにかの出会いだね」と言って、二人で見つめあいました。
現在では、週に一度の先輩と二人きりの作業が秘密の時間のように、楽しみになっています。
不思議ですが、亡き母校の恩師が導いてくれた出会いだと感じています。

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